平成29年度の活動指針

名取市は東日本大震災で甚大な被害を受けた沿岸部です。閖上地区・下増田地区では復旧工事にも違いがあり、5年が経過しそれぞれに弊害が出ていました。昨年から災害公営住宅が出来始め平成29年夏より集合型公営住宅への転居が始まります。その集合型災害公営住宅が完成すると自治会の発足が望まれます。しかし、現行の被災地災害公営住宅に関してその活動は上手くいっていない点も感じられます。このおよそ6年間、地域と共に閖上地区の情報提供、震災半年で復興芋煮などコミュニティー再生への取り組み『閖上復興だより』の発行をしてきました。そこからこれまでの3つの活動の視点から共に『新たなコミュニティー再生』と、今後、新しい閖上のまちの魅力は聞かれたら皆が『コミュニティーがとってもいい』と言ってもらえるような町にするための活動をします。

居場所づくり


国際交流協会ともだちin名取

『名取交流センター』として被災された方々の傾聴活動・交流お茶会・美田園北集団移転の自治会の伴走型支援をしてきましたので、その経験を活かし閖上地区災害復興公営住宅の交流の為の茶話会を応援する準備をしています。しかし、その際に一番大切なことは自治会が自ら意欲的に活動するという約束が出来なければ応援は出来ませんという強い意志で取り組みます。

 並行し、6回の季節交流行事で地域の交流と共に世代間の交流も大切にします。

       (詳細は5月に告知開始)


近況:2017.4.15 傾聴にて 

現在自治会準備委員会出席者が少ない→傾聴時に声掛け→出れば役員にされると考え欠席←声掛け開始←26日出席予定者増

閖上復興だより発行


偶数月に発行し、年間6回情報を提供します。この発行に向けて人々の考えや意見に耳を傾けて情報を集めま発信していきます。今年度はトピックスをHP等でも発信し、ご遠方の方々にも活動が分かりやすくなります。海外の方々に英語での発信もします。


近況:2017.4.19定例会にて(出席6名)

今年度『一般社団法人ふらむ名取』として活動を始め、将来、公的機関からも信頼され良きパートナーとして活動していける会となれるよう基盤づくりの1年とします。皆様からご指導を頂き前進して行きたいと決意の一致をみました。

語部で減災・防災まで


これまでご家族を亡くされた方々からの教えから多くを学ばせて頂けたことに心より感謝します。しかし、私たちが防災につい勉強を重ね一つの事に辿り着きました。

 つい感情に走り物事を考えてしまいがちですが、紙一重で助かった方々の言動に耳を傾け冷静に、何が命を救った要因なのかを学び取り伝えることが私たちの使命だと考えました。今年度から特にこの視点を大切にし命を守る術を伝えて行きます。

 先に逝かれた人々の命を無駄にしない為に『命を守る術を伝承』していきます。


近況:

次回活動は2017.4. 24

●災・防災勉強会

●復興だより発送準備